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地の時代から風の時代へ

2020年12月22日、約20年ぶりに起きる土星と木星の会合「グレートコンジャクション」が機転になると言われ、本日がその日。

土星と木星が0.1度の距離まで接近。この大接近は800年ぶりの観測に。なので、天文学上でも話題になっています。また、西洋占星術でも、1842年から続いた「地の時代」が「風の時代」へ切り替わるタイミングとされています。

「地の時代」は終わりを迎え、新しい「風の時代」が始まると言われていますが、今日の今日で特段、何かを感じる事は出来ないとは思いますが、時代が変わっていくだろうし、むしろ変わってきている、そんな実感は持っています。

新しい価値観の時代の到来ですので、弊社もそして、私自身もですが、取り残されるわけにはいきませんね。

今春は新型コロナ感染防止のため、自粛ムードが高まり、これまでの戦略も戦術も白紙にするような危機感を覚えることができました。

これまで良しとしてきたものが、急に悪とまでは言いませんが、良くはなくなる事も体験しました。

リモートワークが進み、社内の一部署はリモートワーク推奨となりました。

そもそも、「地」とか「風」とか何のことなのか、疑問を感じたので、調べてみましたが、星座のエレメントの特徴が反映されたものらしいですね。

12星座の4元素分類

  • 火:牡羊座・獅子座・射手座
  • 地:牡牛座・乙女座・山羊座
  • 風:双子座・天秤座・水瓶座
  • 水:蟹座・蠍座・魚座

4元素の特徴一覧

  • 火:活動的・行動力・熱意
  • 地:安定感・基盤・経済活動・現実
  • 風:知的・理論・対話と交流
  • 水:感情的・心・共感力

・・・よくわからないですが、風の時代は、双子座・天秤座・水瓶座の時代。「知的」「理論」「対話と交流」が特徴の時代ということでしょうかね。

確かに、経済活動や現実思考が中心だったとする「地の時代」からの「風の時代」への変化は大きそうな気がします。

新型コロナ感染防止のために経済活動は一時停止状態となり、交流機会も減り、接点回数が減る中、ミッションや価値観などの共有や浸透に苦戦したり、自分達の生活、ライフスタイルにさえ、変化は起きています。

昨今の焚き火やキャンプ等のブーム。サウナが着目されたり、幸福をテーマとした多くを求めない、ある物を楽しむような北欧の暮らしも変化の賜物かもしれない。経済的な価値から時間的な価値に、そして競争よりも共創や協業。つまり、分かち合える仲間との時代へと変化してきていると思います。

間違いなく言えるのは、これからの組織運営においては、ヒエラルキー型では立ち行かなくなる気がしている。それは娘を見ていて本当にそう感じるし、マトリクス型の組織に人は集まってくるのだろうと思っています。

トップダウンではなく、ボトムアップでもない。

ミッションやビジョンの下に集まり、達成させたいプロジェクトを成功させるまで一緒に集まり、達成したら解散、次のミッションやビジョンの下に集まる。そんな組織が魅力的に映る時代かもしれない。

ジョブ型雇用も大手を中心に進んでいますが、自身のスキルや知識は自らインプットする人、専門性の高い人脈を持つ人が結果を残しやすい時代がきている。

納期や結果はこれまで通り、むしろ、これまで以上に求められる。

自分に甘い人、自律できていない人、自ら学ぶ習慣のない人はそれなりに。

その逆の人達が集まる組織では自然と対話や交流が生まれ、高みを目指していける。

とはいえ、地の時代も、風の時代も、これからの時代を創っていけるのは、「今」を生きている人間のみ、自分達しかあり得ない。

だから、自分が変われば世界は変わる。そう思って風の時代を迎えたい。

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